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DeNA、一発攻勢で両軍合わせて29安打の打撃戦制す!先発・久保は5回3失点で今季初勝利

2017/04/30

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 30日、横浜DeNAベイスターズ対広島東洋カープの一戦が横浜スタジアムで行われ、10-9でDeNAが勝利を収めた。
 
 DeNA先発は今季初先発となったベテラン・久保、広島先発・九里で始まった試合は、DeNAが序盤に大量リードを奪ったが、広島の追い上げも激しく打撃戦となった。
 
 初回、DeNAは二死から梶谷が四球、筒香が安打を放ち1・3塁とチャンスを作ると、ロペスの打席の九里の暴投の間に1点を先制。その後、ロペスは適時二塁打を放ちこの回2点を奪った。
 
 そして、3回には先頭の桑原が死球、続く石川が安打、梶谷が二打席連続の四球を選び満塁のチャンスを作ると、筒香が適時打を放ち1点を追加。そして、ロペスがスタンド上段に飛び込む満塁本塁打を放ち、試合序盤に7点のリードを奪った。そして、7回にはエリアンの今季1号となるソロ本塁打が飛び出し、8点目を加えた。
 
 先発・久保は5回3失点と勝利投手の権利を得て降板となり、DeNAは早めの継投策を採った。しかし、2番手・須田が1失点、4番手・三上が2失点と、8回には8-6と2点差まで広島打線に追い上げられた。
 
 しかし、8回に石川が広島5番手・薮田から今季1号となる2点本塁打を放ち、再びリードを4点に広げた。
 
 9回に登板した守護神・パットンは無死から丸に安打で出塁を許すと、鈴木に今季5号となる2点本塁打を浴び2失点。
 
その後も制球が定まらず、二死満塁で押し出し四球を与え1点差まで迫られたが、8回に奪った2点が効き、なんとか後続を抑え白星を掴んだ。先発・久保は今季初勝利を手にし、DeNAは広島との3連戦を2勝1敗で勝ち越した。
 
 広島はDeNAを上回る16安打を放ち9得点と反撃を見せたが、序盤の大量失点が響き敗戦となった。また、広島は2015年ドラフト3位の高橋がプロ初登板を果たした。高橋は梶谷に安打を浴びたが、続く筒香を空振り三振に仕留め0回1/3を無失点に抑えた。