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楽天・ウィーラー、19戦目で今季初本塁打!「入ると思わなくて、途中まで本気で走っちゃったよ」

2017/04/27

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 27日、東北楽天ゴールデンイーグルスは本拠地・Koboパーク宮城で行われた千葉ロッテマリーンズ戦で勝利を収め、貯金を11に伸ばした。
 
 この試合では、主力の茂木・今江がスタメンを外れていたが、打線が序盤に島内の本塁打、ウィーラーの今季初本塁打などで6点を奪い、スタンリッジをKO。その後も小刻みに得点を重ね、7回までに11点を奪った。投げては、先発・則本が7回1失点の好投を見せ、投打でロッテを圧倒していた。
 
 しかし、9回に3番手・高梨がウィーラーの失策も絡み乱調で5失点。4番手・小山も1失点を喫し、最後は4点差まで詰め寄られ、快勝とはならなかったが、大量のリードを奪っていたことで無事に白星を掴んだ。
 
 2回に今季3号となる本塁打を放った島内は、以下のようにコメントを残した。
 
「打ったのはスライダーです。 則本がいいピッチングをしていましたし、早く楽にしてあげたかったです。 銀次さんに続いて、後ろに繋ぐ意識で打席に入りました」
 
 そして、3回に待望の今季初本塁打を放ったウィーラー選手も笑顔でコメントした。
 
「打った瞬間入ると思わなくて、途中まで全力で走っちゃったよ。則本の為に打つことができて良かった」
 
 現在、楽天のチーム本塁打数はリーグ1位の23本を記録している。1番に定着している茂木が5本、「恐怖の2番打者」ペゲーロが7本を放ち好調を維持しているが、中軸の3番・ウィーラーがこの試合で1本、4番・アマダーも2本と、2人ともまだ本調子ではなさそうだ。
 
 しかし、この中軸2人が調子を上げて来れば、リーグ1位のチーム打率.282を記録している楽天打線は更に強力なものとなるだろう。