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中日・又吉が好投も開幕から18試合連続で先発投手に白星なし。試合は平田の起死回生の一発で引き分け

2017/04/21

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 21日、横浜DeNAベイスターズ対中日ドラゴンズの一戦が横浜スタジアムで行われ、2-2の引き分けとなった。
 
 DeNA先発は来日初勝利を狙うウィーランド。来日初登板では6回2失点、前回登板では7回途中2失点と好投を見せた右腕は、この日もマウンドで躍動した。
 
 ウィーランドは8回を115球、9奪三振で1失点という快投を見せ、打線の援護を待った。
 
 そして、1-1の同点で迎えた8回、力投を続けていた又吉から筒香が値千金の勝ち越し適時打を放った。
 
 しかし、9回に登板したパットンがリードを守り切れなかった。亀澤・大島を打ち取り、平田をあと1球のところまで追い込んだところで、高めの速球を右翼スタンドに運ばれ、試合を振り出しに戻されてしまった。そして、好投のウィーランドの来日初となる白星も消滅してしまった。
 
 その後は両軍救援陣が粘り、延長12回まで無得点。規定により、引き分けとなった。
 
 中日先発の又吉は、8回途中を133球で2失点と試合を作ったが、今日も勝敗はつかなかった。中日は7回無死3塁のチャンスを活かせないなど拙攻が目立ったが、平田の一打で同点に追いつき、敗色濃厚の場面から引き分けに持ち込んだ。
 
 中日はこの引き分けで、開幕から18試合連続で先発投手に白星なしとなった。歴代ワースト記録は1953年に広島東洋カープが記録した23試合となっている。