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広島、乱打戦制し8連勝!菊池が1HR含む5安打3打点の大暴れ

2017/04/11

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 広島東洋カープ対読売ジャイアンツが、11日に東京ドームで行われ、広島が9-6と乱打戦を制した。
 
 試合は、広島先発の野村祐輔、巨人先発の菅野智之による両投手の投げ合いで始まった。
 
 0-0で迎えた3回、まず巨人が仕掛ける。先頭の小林誠司捕手がセンター前ヒットで出塁すると、2死三塁となって、立岡宗一郎外野手が放ったサードゴロに対し、安部友裕が一塁へ悪送球。小林が先制のホームに還った。巨人は5回にも2死二塁から中井大介内野手の今季2号の2ランホームランが飛び出し、点差を3点に広げた。
 
 しかし、6回に広島が驚異の反撃を見せる。1点を返し、なおも2死二、三塁で代打の小窪哲也内野手が、ライト・長野久義外野手のグラブをかすめる2点タイムリースリーベースヒットを放って同点に追いついた。その後も菊池涼介内野手が、巨人2番手で登板したドラフト3位・谷岡竜平投手からタイムリーヒットを放って勝ち越しに成功すると、プロ初の4番に座った鈴木誠也外野手が満塁から2点タイムリーツーベースヒットを放ち、この回一気に6得点を挙げて試合をひっくり返した。
 
 広島は、直後に再び同点とされたものの、7回に小窪のタイムリーヒットで勝ち越すと、2死二塁から菊池がこの試合5安打目となるレフトへの2ランホームランを放ってダメ押し。最終回は、クローザーの中﨑翔太投手に代わって登板した今村猛投手が無失点に抑えて、4時間を超える熱戦に終止符を打った。
 
 シーソーゲームをものにした広島は、引き分けを挟んで8連勝。8試合ぶりに4失点以上を喫したものの、打線はここ5試合で26得点と好調で、チームに昨季同様の粘り強さをもたらしている。
 
 一方の巨人は菅野が6回途中5失点と崩れ、それをカバーするように打線は中盤まで食い下がったものの、リリーフ陣も広島打線に飲み込まれて2連敗を喫した。