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肉離れの日本ハム・大谷 米メディアは「100パーセントに戻すことに集中すべき」

2017/04/11

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 北海道日本ハムファイターズの大谷翔平投手が、8日のオリックス戦での試合中の怪我が左大腿二頭筋の肉離れと診断されたニュースは米国でも報じられている。
 
 米『ヤフー』は9日(日本時間10日)に、「大谷翔平はMLBの噂が渦巻くにつれて健康でいられなくなる」というタイトルの記事を掲載。「現世代のベーブ・ルースとして日本のスーパースターの大谷翔平はよく語られる。なぜなら、野球界最高の二刀流選手であった“ベーブ”以来の二刀流スーパースターだからだ」と大谷を評価した。
 
 続けて、「しかし、残念なことに2017年に我々は万全な状態の彼を見ていない。度重なる怪我でフィールド上に立つことも苦労して、さらにその怪我が彼を今シーズンから脱線させようとしている」との見解を示した。
 
 また、肉離れに関しては、「大谷は100パーセントに戻すことに集中すべきだ」と指摘。「そのようにしなかったから、今回の怪我が起こったように見える」と肉離れの原因を分析した。
 
 記事では、同時に、大谷が今季終了後にMLB挑戦を考えていると示唆した、先日放送の米ドキュメンタリー番組も紹介。昨年に制定された新労使協定によって、大谷が今シーズン後にMLBに挑戦すると、契約額が予想される額よりもずっと低く抑えられてしまうことにも注目が集まっているが、記事ではそのような議論も含めて、「大谷の第一の優先事項は健康でいることだ」として、締めくくっている。
 
 MLBに挑戦することを明言したわけではないが、怪我をしただけで米メディアも記事に取り上げるほど注目を浴びている大谷。これ以上、怪我を重ねないことを日米のファンは望んでいるだろう。100パーセントの状態にしっかり戻してフィールド上に帰ってきてほしい。