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中日対DeNAは延長12回引き分け。先発の石田、若松が好投も援護できず

2017/04/08

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 中日ドラゴンズ対横浜DeNAベイスターズの一戦(8日・ナゴヤドーム)は延長12回で1対1と両者引き分けに終わった。
 
 DeNAの先発は開幕投手の石田健大。石田は3回に大島に適時打を打たれるも、許した安打はこの回の3本のみ。1、2、4回以降は中日打線に安打を許さず、7回を113球、3安打、9三振、1四球の快投を披露した。
 
 一方の中日の先発の若松も、初回に梶谷と筒香に安打を記録されるも、その後は低めを中心に投球を組み立て、DeNA打線に的を絞らせず。6回まで無失点投球を続けた。
 
 しかし、若松は7回に連打から無死満塁のピンチを招くと、代打のルーキー佐野に高めの直球を振り抜かれ、中前適時打を浴びる。2016年のドラフト9位ルーキーの佐野には嬉しいプロ初安打・初打点は、同点に追いつく貴重な一打となった。
 
 中日は8回裏にDeNAの2番手のパットンからチャンスを作るも、ゲレーロが低めの直球をハーフスイングで空振り三振に打ち取られ、勝ち越しならず。
 
 このまま試合は延長戦に突入。両軍10回は無得点に終わり、11回の表にDeNAが連打と四球から2死満塁のチャンスを作るが、中日の三ツ間が5番・宮崎をボール先行フルカウントから外角の直球で見逃し三振に打ち取り、ここでも勝ち越しならず。
 
 試合は12回に突入し、中日の佐藤が三者凡退に打ち取ると、12回裏にはDeNAは守護神の山﨑康晃をマウンドに上げる。しかし、中日も山崎から安打を放てずに、1対1の引き分けでゲームは終わった。