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DeNA、梶谷の決勝2点適時打で連敗ストップ。巨人は救援陣が崩れ今季初黒星

2017/04/06

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 5日、横浜DeNAベイスターズ対読売ジャイアンツの一戦が横浜スタジアムで行われ、DeNAが4-2で勝利を収めた。

DeNAは連敗が3でストップ。一方の巨人は連勝が5で止まり、今季初黒星となった。

 巨人の先発は吉川光、DeNAの先発はウィーランドと、両軍新加入の選手が先発となった試合は、7回表終了時まで2-2と拮抗していた。

 試合は、両先発が降板した後の7回に動いた。

DeNAの2番手・パットンは二死1・2塁と勝ち越しのピンチを招いたが、1番・中井を152キロの速球で空振り三振に仕留め無失点に抑えると、その裏の攻撃で横浜打線が巨人救援陣を攻めた。
 
 巨人の2番手は山口鉄。9年連続60試合登板の鉄腕が、下位打線相手にピンチを招き、敗戦の一因を作ってしまった。
 
DeNAは、7回先頭の6番・倉本が安打で出塁すると、8番・戸柱は四球を選びチャンスを作る。ここで、巨人は山口鉄からルーキー・谷岡にスイッチ。
 
左投手の山口を相手に、一度は代打・田中浩がコールされたが、谷岡への投手交代を受け、代打の代打・ルーキー佐野が登場。谷岡とのルーキー対決になったが、佐野はしっかりと四球を選び、一死満塁と絶好機を作った。
 
その後、1番・桑原は空振り三振に倒れたが、2番・梶谷が中前に2点適時打を放ち、2点のリードを奪った。
 
2点のリードを奪った後は、砂田、三上、山崎康のリレーで巨人打線を無失点に抑え試合終了。2番手パットンが来日初勝利、9回を投げた山崎康は今季初セーブを記録した。
 
 また、先発ウィーランドも、勝敗こそつかなかったが来日初先発で失点は阿部の2点本塁打のみと好投を見せた。
 
 巨人先発の吉川光も移籍後初先発で6回2失点と試合を作った。しかし、打線はDeNAを上回る9安打を放つも、阿部の本塁打による2得点のみと拙攻が目立ってしまった。