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巨人、投打かみ合い開幕4連勝!阿部は4試合で3本塁打と絶好調

2017/04/04

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 4日、読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズの一戦が横浜スタジアムで行われ、2-5でジャイアンツが勝利を収めた。
 
先発は巨人が菅野、横浜が今永だったが、昨季の両投手は味方の援護に恵まれず、勝ち星が伸びなかった。
 
昨季の菅野は防御率2.01に対し1試合平均の援護点は2.92で9勝と、最優秀防御率を受賞しながら10勝に到達することが出来なかった。今永も防御率2.93に対し平均援護点は3.06。好投を見せても援護に恵まれない場面が目立ち、8勝に終わった。
 
ちなみに、昨季援護点リーグトップの広島・野村は1試合平均5.74点の援護を貰い、最多勝、最高勝率のタイトルを獲得している。
 
 巨人は、開幕カードで計16得点と好調を見せていた打線は今永の前に6回2死まで2安打と沈黙。3回に四死球でチャンスを作り、坂本が適時打を放った以降はノーヒットと完全に封じ込められた。続投が見込まれていた今永だったが、7回2死一塁の場面で、左足を痛め負傷降板となってしまった。
 
一方の菅野も好投。7回まで6安打を許し、得点圏に走者を背負う場面もあったが、要所を抑え7回を3回の1失点のみに抑えた。
 
 試合は8回に動いた。DeNAは同点の場面で勝ち継投の三上を投入するも、これが裏目に出てしまった。代打脇谷が安打で出塁すると、2番立岡が試合の均衡を破る適時三塁打を放ち、勝ち越し点を奪う。その後も坂本の適時打、阿部の2点本塁打で4点のリードを奪った。
 
阿部は4試合で打率.500、3本塁打と絶好調を維持しており、試合終盤でようやく打棒爆発となった。
 
 反撃を期したいDeNAは8回にロペスがマシソンからソロ本塁打を放ち、3点差とした。
9回にも守護神・カミネロから二死2・3塁と一発が出れば同点のチャンスを作ったが、桑原は左飛に打ち取られ試合終了。
 
 昨季援護に恵まれなかった菅野の好投に対し、遂に打線の援護が生まれ、巨人は開幕4連勝となった。明日の予告先発は、DeNA・井納、巨人・内海となっている。