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ついに登場、WBC投手が直接対決。世界が注目の千賀を相手に則本は鬱憤を晴らせるか【パ・リーグ第2節展望】

WBC組が先発に帰ってくる今節は好カードが目白押しだ。WBCが盛り上がったことで彼らの注目度も上がるだろう。その中で、それぞれがどんな戦いを見せるだろうか。

2017/04/04

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ソフトバンクの開幕ローテ4~6番目はWBC組

楽天 ― ソフトバンク 8勝16敗1分 Koboパーク宮城
 
 ともに開幕3連勝を挙げた好調の両チームがぶつかる。WBC出場の先発組が復帰し、どんなパフォーマンスを見せるか注目が集まる。第1戦目は16時、2、3戦目は13時プレイボール。
 
 ホーム東北楽天ゴールデンイーグルスの先発は則本昂大が上がる。WBCでは本来の持ち味が発揮されなかった分、シーズンに爆発の期待がかかる。昨季の福岡ソフトバンクホークス戦は3勝2敗と勝ち越している。チームが連勝中なだけに勢いに乗りたい。2戦目は釜田佳直、3戦目は森雄大か。釜田は昨季、20試合に先発した貴重な経験をつなげたい。3戦目が予想される森は、岸孝之、安樂智大の離脱で巡ってきたチャンスを生かせるか。
 
 打線は2番カルロス・ペゲーロが前節2本塁打でチームをけん引した。茂木栄五郎、今江年晶も好調で強力ソフトバンク投手陣を粉砕したい。
 
 ソフトバンクは千賀滉大、武田翔太、リック・バンデンハークの豪華なWBC組を3人送り込む。千賀はカード頭を任されたことで気合も入っているはずだ。昨季の楽天戦は2戦2勝、Koboスタジアム(今季よりKoboパーク)では完封勝利を挙げている。則本との投げ合いは要注目だ。武田はWBCで登板数が少なかっただけに、やや調整が不安だ。釜田との同学年対決が見ものだ。バンデンハークは指のマメの影響でこの日に回った。
 
 打線は3番の柳田悠岐、4番の内川聖一が好調。1、2番の形さえできれば得点は広がるだろう。アルフレド・デスパイネ、松田宣浩の状態が上がってくれば、さらに怖さが増すはずだ。

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