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侍J、稲葉打撃コーチがキューバ先発攻略法を語る。「謙虚にセンター返しを狙っていく」

2017/03/14

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 14日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次ラウンド・プールEのキューバ対侍ジャパンの試合開始が迫っている。

 侍ジャパンの先発は菅野、キューバ先発はバノスと、既に先発投手は発表されている。

 稲葉打撃コーチは、試合前にキューバ投手陣の攻略ポイントを語った。

「(キューバの先発バノスについて)ゾーンの中で動かしてくる投手で、アーム式といいますか、どっちかというと日本に近い、交わしてきたり、落としてきたりする投手なので。謙虚に行くといいますか、打たされないようにしないといけない。捉えたと思ったやつが、変化してゴロを打たされるということになりますので、謙虚にセンター返しというところでしょう。ちょっと嫌な感じですから、ネクストやベンチでタイミングを合わさなければいけない。ある程度、足を使うという情報がキューバに行っているので、バッテリーが警戒してくれればいいのかなと思っています」

 キューバ先発・バノスを日本人投手に近いと分析しており、攻略も打撃の基本といわれるセンター返しを徹底していくことを示唆している。
ゾーンの中で交わしてきたり、球を落としてくるという特徴が判明しているため、相手の術中にはまらないよう、侍打線本来の打撃スタイルを見失わない攻撃が求められる。

 昨日のイスラエル対オランダ戦でも、好調イスラエル打線はオランダ先発ジャージェンスの術中にはまり沈黙したということがあっただけに、今日の侍Jは相手の術中にはまらないよう、多彩な攻撃を仕掛け相手バッテリーに揺さぶりをかけていきたいところだ。