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西野、内らブルペン陣の不振、故障が急失速に。平沢ら若手台頭もデスパイネの穴が最大の懸念【2016年通信簿】

ペナントレースでは2年連続Aクラス。しかし北海道日本ハムファイターズ、福岡ソフトバンクホークスとの力の差は歴然だった。 CSファーストステージ敗戦後、千葉ロッテマリーンズ・伊東勤監督はこう振り返った。 「レギュラーシーズンの力の差がそのまま出たシリーズだった」と。 その言葉どおり完敗の1年だった。 今季の目標はCS進出枠の3位滑り込みではなく、あくまでリーグ優勝のはずだった。 開幕からエース涌井秀章の登板間隔を何度もずらして、福岡ソフトバンクとの直接対決にぶつけ、前年度王者に向かって行った。 エースの奮闘もあって開幕から選手、首脳陣も高いモチベーションを維持して戦うことに成功。 しかし、オールスター明けの後半戦から上位2チーム(北海道日本ハム、福岡ソフトバンク)とのゲーム差は日を追うごとに開いていくと、集中力を保つ点で難しい戦いを強いられた。年間を戦う戦力が十分でなかったのは結果として証明されただろう。

2016/12/30

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ブルペン陣に故障者続出で一気に失速

投手 3点
 今年は投手陣の採点が難しい。

 シーズン前半戦、特に開幕直後は他球団も羨むブルペン陣の充実ぶりだった。
西野勇士、内竜也、益田直也、松永昂大、藤岡貴裕、南昌輝の各々が好調で、当時は全員が防御率1点台内で収まり、福岡ソフトバンクと互角の首位争いを演じた。

 しかし、登板過多がたたったか藤岡が6月、内が7月にそれぞれ故障で登録を抹消、西野、松永も不振に陥り、7月後半にファームへ降格した。

 先発陣も3本目の柱として期待された大嶺祐太がシーズンの大半をファームで過ごすことになり1勝どまりで終わった。昨年は貴重な先発左腕として機能した古谷拓哉も0勝、チェン・グァンユウも1勝で終わったのも同時に痛かった。

 そんな中、涌井秀章と共にダブルエースとして引っ張った石川歩の存在はなによりも大きかった。
 過去2年間は2ケタ勝利を達成するも、勝ち数と負け数がほぼ同数だった石川。

 今年は14勝5敗で9つの貯金を作り、自身が掲げた課題をクリア。1シーズンを通して安定したピッチングを披露して最優秀防御率のタイトルを手にした。
 シーズン中盤からは唐川侑己が見事な復活を遂げて両エースに次ぐ活躍をした。防御率も2点台、勝ち数もシーズン半分で6勝と来季に向けて明るい話題となった。

 社会人のJR東日本から入団したルーキーの関谷亮太が5勝、プロ入り3年目の二木康太が7勝を挙げ、来季以降に期待を膨らませた部分もあるが、防御率は共に5点台で課題も残す。以上で平均点の評価とした。

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