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優勝からBクラス転落のヤクルト、大きすぎたバーネットの穴。来季の巻き返しには投手陣再建が大前提【2016年通信簿】

球団史上2度目のセリーグ連覇を目指し、「燕進化」の新スローガンを掲げて2016年シーズンに臨んだ東京ヤクルトスワローズ。だが、投手陣の崩壊や思いもよらぬ故障者の続出で、結果はBクラスの5位とほろ苦いものになってしまった……。

2016/12/23

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投手陣再建へ新体制のコーチ陣に期待

総合3点
14年ぶりのセリーグ優勝から、一転してBクラスの5位に転落。それでも投打の主力に多くの故障者を出しながらも、シーズン終盤にはCS争いに絡んだことは評価したい。

8月は24試合中15試合でQSを記録し、15勝9敗と今季唯一の月間勝ち越しを記録するなど、ピッチャーがある程度試合をつくればそれなりの戦いができることは証明できた。過去10年の成績を見ても、チーム防御率4点台でAクラスに食い込んだシーズンは皆無であり、来季の巻き返しには投手陣の再建が大前提となる。

2年連続トリプルスリーを達成した山田を筆頭に打線はタレントぞろいで、今年のようにケガ人続出にでもならない限りはある程度の計算は立つ。対照的に投手陣に関しては、新外国人や新人など未知の部分に期待せざるをえない。それ以外には特に補強もないため、プロ4年目で初の年俸ダウンを味わった小川の復活など、現有戦力の底上げも不可欠だ。

そのあたりは来季からメインの投手コーチになる伊藤智仁、ファームから一軍に昇格する石井弘寿両コーチ、そして戦略担当に加えて新たに投手コーチ補佐も兼務する押尾健一コーチの手腕にも、期待したい。

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