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【台湾人記者の眼】台湾で愛される陽岱鋼、巨人入団で経済効果も!? 台湾人2人目の背番号2に懸かる期待

19日、台湾でも絶大な人気を誇る陽岱鋼の巨人入団会見が行われた。

2016/12/20

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台湾のファイターズファンも来季は巨人ファンに!?

 12月19日巨人の入団会見を行った陽岱鋼選手は、爽やかな笑顔で「今日からジャイアンツの一員になりました、陽岱鋼です」と挨拶。巨人の優勝に貢献したいと、強い決意を示した。

 今シーズンまで北海道日本ハムファイターズに10年在籍、11年以降は主力選手に定着し、通算993試合、942安打、81本塁打、385打点を記録。ヒーローインタビューでは「サンキューでーす」の決め台詞でお馴染みの背番号「1」は、北海道のみならず、台湾でもとても人気を博す。
 実際、台湾のファイターズファンはここ数年来急増していた。
(しかし今回の移籍とともに、台湾のファイターズファンの多くも、来シーズンから巨人ファンになるかもしれない)

 陽岱鋼は、なぜこれほど台湾の野球ファンに愛されるのだろうか?

 例えば、「家庭を大切にする」「愛妻家」「礼儀正しい」「ファンに優しい」「笑顔が素敵」など……野球選手としての成績はもちろん、人としての振る舞いが多くのファンから支持を受けている理由のようだ。
 ちなみにかつてはメジャーリーグで2年連続最多勝に輝いた王建民(不倫事件を起こす前の話だが……)、元中日のウェイン・チェンもやはりこういった性格が、台湾のファンから愛された。

 兄・陽耀華と同様に九州へ野球留学、その後2005年高校生ドラフト1巡目でファイターズに入団した陽岱鋼は、三人兄弟の中で最もプロ野球で活躍する選手となった。

 しかし、最初から決して順風満帆な野球人生ではなかった。
 日本の生活や人間関係に適応するまでは、苦労も多かった。

 異国の地で働き、そして華々しい活躍を見せる「努力家」。その陽岱鋼に、世界各地で仕事や留学している台湾人は自分の姿と重ねて共感し、勇気をもらっている。

【次ページ】台湾と縁のある巨人

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shiro