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フル出場していたら投打でタイトルホルダー? 大谷翔平の「前代未聞」な成績をシミュレーション

前代未聞の活躍を見せた2016年の大谷翔平。もしも規定投球回、規定打席に到達していたら、どのような成績を挙げていたのだろうか。

2016/12/13

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先発投手では規定投球回未達で初のMVP

 大谷翔平は今年のNPBの「顔」と言ってよいだろう。投打の『二刀流』で、主力級の成績を残し、北海道日本ハムファイターズの10年ぶりの日本一に大きく貢献した。
 大谷は投手、DHの2つのポジションでベストナインに選ばれた。前代未聞のことだ。

 しかし大谷翔平は、投打のレギュラー選手の最低条件である規定投球回数、規定打席数をクリアしていない。

 打者としてみるなら、1950年の2リーグ分立以降、大谷翔平以外に規定打席未達でMVPを獲得した選手はいない。
 投手としては、1988年の郭源治(中日)、1998年の佐々木主浩(横浜)、2011年の浅尾拓也(中日)が規定投球回数未達でセのMVPを獲得しているが、この3人はいずれも救援投手だ。
 先発投手で規定投球回数に達することなく、MVPを獲得したのは大谷翔平が初めてだ。

 近い将来のMLB移籍が噂される大谷翔平が、もしも野手としてフル出場し、投手としてもフルシーズンでローテーションを維持した場合、どんな成績を残すのか興味深いところだ。
 今季の成績をもとに、シミュレーションをしてみよう。

 まず打者としてだ。
 大谷は今季382打席で、チームメイトの中田翔と同じ624打席に置き換えるとこんな成績になる。

実際の成績

・382打席323打数104安打22本塁打67打点7盗塁 打率.322

624打席に換算すると

・624打席528打数170安打36本塁打109打点11盗塁 打率.322

 安打数は千葉ロッテマリーンズの角中勝也(178)、埼玉西武ライオンズの浅村栄斗(172)、西武の秋山翔吾(171)に次ぐ4位、本塁打数は日本ハムのブランドン・レアード(39)に次ぐ2位、打点は日本ハム中田翔(110)に次ぐ2位、打率もロッテの角中(.339)に次ぐ2位となる。

 本塁打、打点はトップと僅差だから、タイトルを取っていた可能性もあっただろう。

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