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ミコライオ、ゴメスら他球団への移籍は? 今季の自由契約助っ人は実績豊富、掘り出し物多数

12月2日に各球団の保留選手名簿と自由契約選手が発表された。自由契約選手には阪神の中軸を務めたマウロ・ゴメスを筆頭に、エクトル・ルナやキャム・ミコライオら実績の豊富な助っ人選手も多い。

2016/12/07

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抑えに悩めば、ミコライオの選択肢も

今シーズンの特徴としては、先述のルナらチーム事情や今季の不振で自由契約となったものの、実績豊富な野手が多いことがあげられる。

阪神タイガースからは過去3年間で65本塁打、260打点のマウロ・ゴメス、中日からは二遊間を中心に3年間で288試合出場のアンダーソン・エルナンデス、読売ジャイアンツからは14年に鮮烈なデビューを見せたレスリー・アンダーソンらがそれぞれ自由契約となっている。

投手ではリリーフとして2012~14、16年の4シーズンで214試合に登板したキャム・ミコライオが注目を集める。東北楽天ゴールデンイーグルスでプレーした今シーズンは45試合に登板し防御率2.38で23ホールドを記録。45.1イニングを投げて四球はわずかに6と自慢の制球力にも衰えは見られず、来季も活躍が期待できる。中日で6勝をあげたジョーダン・ノルベルトやCSファイナルステージにも先発したギジェルモ・モスコーソらも投手層の薄い球団ならチャンスがあるだろう。

2016年度自由契約選手として公示された助っ人選手は以下のとおり。

日本ハム:アンソニー・バース
ソフトバンク:エディソン・バリオス、バーバロ・カニザレス
ロッテ:イ・デウン、ヤマイコ・ナバーロ
西武:フェリペ・ポーリーノ、エスメルリング・バスケス、C.C.リー、アンディ・バンヘッケン
楽天:ジェイク・ブリガム、キャム・ミコライオ、ラダメス・リズ、フェリックス・ペレス、ケニー・レイ、ジョニー・ゴームス
オリックス:パット・ミッシュ、エリック・コーディエ、トニ・ブランコ、マット・クラーク、ブライアン・ボグセビック
広島:スティーブ・デラバー、エクトル・ルナ、ジェイソン・プライディ
巨人:ガブリエル・ガルシア、アーロン・ポレダ、エクトル・メンドーサ、アブナー・アブレイユ、レスリー・アンダーソン、ホセ・アドリス・ガルシア
DeNA:ギジェルモ・モスコーソ、ザック・ペトリック、マイク・ザガースキー、エリアン・エレラ、マイク・ブロードウェイ、ジェイミー・ロマック
阪神:ラファエル・ドリス、マウロ・ゴメス、マット・ヘイグ、ネルソン・ペレス、コーディ・サターホワイト
ヤクルト:ルイス・ペレス、カイル・デイビース、ジェフン、ローガン・オンドルセク
中日:ファン・ハイメ、ドリュー・ネイラー、レイソン・セプティモ、ジョーダン・ノルベルト、アンダーソン・エルナンデス、リカルド・ナニータ

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