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故障からの再起、2000本安打を狙うベテラン組……来季へ雪辱を期す元タイトルホルダー(野手編)

かつてタイトルを獲得しながらも、今季は故障などで不本意な成績に終わった選手らがいる。はたして、来季復活となるか。

2016/11/18

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中日・荒木と阪神・鳥谷は、来季2000本安打なるか?

 04~09年まで6年連続で二塁のゴールデングラブ賞を獲得した中日の荒木。遊撃手の井端弘和との「アライバ」コンビは、球界随一の守備力を誇った。一時、井端と入れ替わって遊撃のポジションを守ったが再コンバートされ、定位置に復帰した。守りだけでなく脚力も魅力で、07年には31盗塁で初の盗塁王を獲得。14年には史上17人目の350盗塁も達成している。

 しかし、ここ数年は怪我や不調でスタメンから外れることが多くなった。
 15年は00年以来15年ぶりに出場試合が100試合を切り、盗塁も9盗塁と2ケタに届かなかった。今季の成績は93試合の出場で打率.246、1本塁打、16打点。セリーグの野手としてワーストタイ記録となる47打席連続無安打という57年ぶりの不名誉な記録も作った。

 それでもプロ21年間で積み上げてきた安打数は1961本。通算2000本安打まであと39本となった。節目の記録に挑む22年目の来季、再びナゴヤドームで輝く背番号2に期待したい。

 荒木と同じく2000本安打に近づいている選手が鳥谷だ。
 阪神の不動の遊撃手として君臨してきた背番号1だが、今季は5年ぶりにスタメンを外れた。連続試合フルイニング出場は667で途切れ、鉄人と呼ばれた衣笠祥雄が持つ678試合に11試合届かなかった。

 今季、全143試合に出場したものの、打率.236、7本塁打、36打点と不本意な成績に終わった。11年は出塁率.395で最高出塁率のタイトルを獲得。13、14年は4割超えの出塁率を誇ったが、今季は.344と持ち味を発揮できなかった。

 シーズン終盤は、4年目22歳の北條史也に遊撃のポジションを奪われ、自身は04年以来12年ぶりに三塁を守った。

 若手の台頭により正念場を迎える鳥谷は来季で36歳。通算2000本安打まではあと128本だ。全盛期の鳥谷であれば来季で達成できる数字だが、今季の安打数は106本。

 これはルーキーイヤーの安打数59本に次ぐ2番目に少ない数字だった。かつてのヒットマンは来季、悔しさを糧に復活を果たすことができるだろうか。

 このまま終わるわけにはいかない―。実績ある選手だからこそ味わう苦しみを越え、来季再び輝く姿をグラウンドで見たい。

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