【日本シリーズ第3戦】延長の末、大谷劇的サヨナラ打で日本ハムが待望の1勝。今季限りで引退の黒田は緊急降板
25日に日本シリーズ第3戦が札幌ドームで行われ、延長10回日本ハムが大谷の右前安打で、4-3のサヨナラ勝ち。このシリーズ1勝目を挙げた。
2016/10/25
終盤にドラマ
試合終盤、一気に試合が動く。
1点リードで広島は7回今村、8回はジャクソンと勝利の方程式に入ったが、8回に日本ハムが底力を見せる。9番・中島が四球で出塁すると、1番・西川は犠打。その後、大谷は敬遠気味の四球で2死1、2塁で4番・中田。ボールを執念で拾うと、スライディングキャッチを試みた左翼手・松山の前にポトリ。打球が後ろに転々とするうちに、大谷も生還し、3-2と再逆転に成功する。
7回4安打2失点と先発の役割を果たした有原から宮西に継投した日本ハムは、9回谷元を投入。しかしいきなり先頭打者の鈴木にいきなり右越え3塁打。エルドレッドと松山を打ち取るが、安部に高めに浮いたボールを右前安打……あと1人というところで同点に追いつかれた。
試合は延長戦に突入する。
10回1死、日本ハムは広島5番手・大瀬良から西川が四球で出塁。陽は三振に倒れると、大谷の打席で西川は2盗に成功。一打サヨナラの場面で、広島は大谷との勝負を選択。大谷は厳しい内角のボールを見事に振りぬくと打球は右前へ。
西川が生還し、劇的な4-3で日本ハムがサヨナラ勝利を収めた。同点に追いつかれながらも、激闘を制し、大きな1勝を手に入れた。
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