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残留?移籍?複数球団で主砲シャッフルの可能性も。2017年へ去就が注目される外国人選手

バレンティンやデスパイネら各チームの主砲クラスに移籍の可能性が噂される今オフ。マギーや李大浩の日本球界復帰の可能性もあり、FAだけでなく外国人選手の動向も目が離せない。

2016/10/19

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今シーズンは5選手が新天地でプレー

 昨オフから今シーズンにかけてはスタンリッジ(ソフトバンク→ロッテ)、ルナ(中日→広島)、クルーズ(ロッテ→巨人)、ウルフ(ソフトバンク→西武途中入団)、ザガースキー(広島→横浜途中入団)の5選手が国内移籍を経験。またオリックスに途中加入のクラークは中日に在籍した13年以来の日本球界復帰となった。

 ルナは67試合、8勝のスタンリッジ以外目立った貢献を見せた選手はいなかったものの、クラークを除いて最低限の働きは見せた。ちなみに昨オフに阪神を退団、国内移籍の可能性が取り沙汰されたマット・マートンは結局1年を通じてカブス傘下3Aでプレー。74試合に出場し、打率.314の成績を残した。

 セリーグ3球団で中軸を担った現DeNA監督のアレックス・ラミレスや、パリーグのみで6度の国内移籍を経験(うち2度はシーズン途中入団)、通算206本塁打を放ったホセ・フェルナンデスら複数球団にまたがって活躍を見せた外国人選手は枚挙にいとまがない。パリーグで花咲かせたブライアント(中日→近鉄)や、移籍1年目に15勝を挙げたディッキー・ゴンザレス(ヤクルト→巨人)のように、成績が大きく好転するケースもある。

 今オフの外国人選手たちの動向に注目していきたい。

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