【セ・クライマックスシリーズ1ST】巨人が長野の決勝適時打で雪辱。坂本は2試合6打数5安打2本塁打
セリーグのクライマックスシリーズ第2戦は巨人が2－1でDeNAを破り、1勝1敗で第3戦に持ち込んだ。
2016/10/09
試合の潮目は継投
7回まで両投手が譲らず、8、9回の攻防へ。
試合が再び動いたのは、両先発投手がマウンド降りた後だった。
まず、巨人が8回表のマウンドにマシソンを送って、梶谷隆幸、ロペス、筒香嘉智を3人で斬る。
そして、その裏、先頭の坂本がDeNAの2番手・三上朋也から口火を切る右中間二塁打で出塁すると、代打の寺内崇幸がきっちり送りバントを決める。2死後、阿部慎之助は敬遠で歩いたが、5番の長野がしぶとくセンター前に落とす適時打を放ち、貴重な1点を挙げた。
投げては9回も続投したマシソンが、1安打を浴びながらも、最後は寺内の好プレーもあって試合を締めた。
この日は、先勝したDeNAに勢いがあったが、さすがの巨人の勝負強さった。
今季は、この試合を敗れれば流れが悪くなるというポイントでことごとく勝ってきた巨人。「ここ一番」の勝負強さを発揮して、1勝1敗のタイに持ち込んだ。
明日の3戦目は総力戦で臨むことになるが、広島への挑戦権はどちらが得ることになるだろうか。
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