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大谷翔平、日本ハムVへ導く熱投「最高のシチュエーション、楽しかった」。2年ぶり2ケタ勝利&本塁打も達成

大谷翔平は、28日の西武戦で10勝目をマーク。1安打15奪三振の完璧な投球でチームを優勝へ導いた。

2016/09/28

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プレッシャーの掛かるマウンドが成長する一番のポイント

――最後はどんな気持ちでマウンドに?
 こみあげてくるものもありましたけど、淡々と冷静に行けていたので、ソフトバンク戦とは真逆の感じかなと思います。

――投げる前からそうしようと?
 特にそんなことはないですし、いいあんばいで自分を制御しながら行けていたのかな。

――ここ1番でそれができた要因は?
 そうですね。昨日で決まらなかったのもそうですし、自分の番で回ってくるというのもなかなかあることじゃない。相手が雄星さんが先発というのも、僕的には特別な感覚で投げるので勝つには最高のシチュエーションで回って来たなという想いでマウンドに行きました。僕の中では楽しく投げられました。

――今年の大谷選手は落ち着いて投げていた。
 国際大会でもそうですし、こないだのソフトバンク戦もそうですし、こういうプレッシャーの掛かるマウンドが成長する一番のポイントと思いますし、こうやって優勝を決めて、最後まで投げられたのは成長できる要素だったと思います。

――今日はスライダーが多かった。
 真っすぐとスライダーがすごく良かった。初回の入りを見てもそうですけど、相手が追い込まれるのを相当に嫌がっている印象を持ちました。だから、追い込んだら勝ちだなと思ったので、二つで十分かなと思う。

――それが三振が多くなった要因?
 そうですね。追い込んで、二択で勝つっていう感じかなと思う。フォークのほうがもっていかれる可能性も高いので、スコアが3-0になってから投げ始めようかなと思ったんですけど、ずっと1-0だったんで、真っすぐとスライダーで行きました。

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