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日本ハム6点差追いつかれドローも、自力優勝復活。栗山監督、大谷6日先発を明言

北海道日本ハムファイターズは4日、ほっともっとフィールド神戸でオリックス・バファローズと21回戦を行い、延長12回裏の途中で雨天コールドゲームとなり、7-7で引き分けた。

2016/09/05

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7回に6点差を追いつかれる

 日本ハム先発の加藤は初回をわずか7球で終える順調な立ち上がり。4回に川端の犠牲フライで1点を返されるが、粘り強い投球を見せた。

 ところが7回、先頭の大城にセンター前へ運ばれると、川端にはレフトへツーベースヒットを浴びてしまい、無死2、3塁のピンチ。続く若月にレフト前ヒットを打たれて2点目を献上。代打の伊藤を浅いセンターフライで打ち取ったところで加藤はマウンドを降りる。6回1/3、被安打7の内容だった。

 加藤の後を継いだ2番手の石井も踏ん張りきれない。糸井にレフト前タイムリーを打たれて3点目を許すと、その後西野に四球を与えて一死満塁に。吉田正のセカンドゴロの間に4点目、さらにT-岡田にもライトへタイムリーヒットを浴びて7-5と2点差になったところで、栗山監督は谷元にスイッチした。

 その谷元も中島にレフトへタイムリーツーベースヒット、打者一巡してこの回2打席目となる大城にもサードへのタイムリー内野安打を打たれて遂に同点に追いつかれてしまう。

 8回以降は両チームともに中継ぎ陣が踏ん張り、投手戦に。試合は延長12回裏、日本ハム6番手の鍵谷が先頭の西野にライト前ヒットを許したところで、雨天により試合が約45分間中断。その後、審判団の判断により雨天コールドが宣告され、7-7の引き分けに終わった。

 日本ハムにとっては大きな1勝を逃す結果に終わったが、この日ソフトバンクが楽天に1-5と敗れたため優勝マジックが消滅。日本ハムに自力優勝の可能性が復活した。

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