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“超逸材”がまさか…阪神、期待外れのドラ1戦士(5)巨人・坂本級の大型ショートも

2024/09/12

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産経新聞社



阪神・小嶋達也(左)と野原将志

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 プロ野球の世界では、ドラフト1位入団の選手には特に大きな期待が寄せられる。期待通りにチームの主力へと成長する選手が多くいる一方で、実力を発揮できないまま退団となる選手も多く存在する。ここでは、今世紀で期待外れに終わった阪神タイガースのドラフト1位戦士を紹介する。

 
 

 

野原将志


・投打:右投右打
・身長/体重:184cm/89kg
・生年月日:1988年4月4日
・経歴:長崎日大高
・ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目
 
 野原将志は、栄光のドラフト1位入団を果たしたが、目立つ結果を残せないままプロの世界を去ることになった。
 
 長崎日大高では1年春から遊撃のレギュラーに定着し、通算30本塁打を記録。大型内野手として高い評価を得ると、2006年高校生ドラフト会議で堂上直倫を外した阪神タイガースから1巡目指名を受けた。
 

 
 入団後はファームを主戦場とし、高卒4年目の2010年には二軍で打率.303、リーグ最多タイの103安打、7本塁打の好成績をマーク。同年はウエスタン・リーグの優秀選手賞に輝く活躍を見せたが、一軍昇格はなかった。
 
 2011年に一軍デビューを果たし、翌2012年には、プロ初安打を記録するも、同年の出場はわずか5試合。
 
 2013年は、8試合出場でノーヒット(10打数0安打)に終わり、同年オフに戦力外通告を受けた。
 
 その後、12球団合同トライアウトを受験したが、獲得球団は現れず。不完全燃焼のままプロでのキャリアに幕を下ろした。

 

 
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【了】



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