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オリックスの4番T-岡田完全復活。『僕が打つことでチームの雰囲気が変わればいい』【どら増田のオリ熱コラム #75】

オリックスのT岡田が復活の兆しを見せている。これまで幾度となく復活と停滞を繰り返してきたが、果たして、今回の覚醒は本物か。どら増田がリポートする。

2016/06/09

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本塁打王に輝いた2010年に似た感覚

「ここ数年は、バットを振ろうとし過ぎてたんです。でも、今はしっかり身体を使ってバットがついてくる感覚がある」

 オリックスの4番を打つT-岡田のバットが止まらない。週末のヤクルトの3連戦では13打数7安打3本塁打8打点と活躍。規定打席には達していないとはいえ、打率は3割をキープし、4番打者として存在感を示している。

 冒頭のT-岡田の言葉にあるよう、4月29日の再昇格以降は確かな手応えを感じている。「状態は2010年に似た感覚」と本塁打王のタイトルを獲った2010年を引き合いに出すくらいだから、よほど状態がいいのだろう

 とはいえ、今シーズンのスタートは良くなかった。

 春季キャンプでキャリアハイを掲げてシーズンに入ったが、開幕すると絶不調に陥り、わずか6試合(.167、0本)で登録抹消されてしまう。

「3月の後半から微妙におかしくなってきた」不調の波をふりはらうことができなかったのだ。ファームで出直しを図り、4月24日には首脳陣が状態を見るために一軍の千葉遠征に一日だけ帯同したものの、昇格が見送られてしまう。怪我がないまま突入したシーズンだっただけに、本人は歯がゆかったに違いない。

T-岡田20160607.txt

 ただ、その頃の本人は「ファームでは上と下のバランスのズレを修正してきました。状態はすごくいい」と不調を脱しつつあるときでもあった。

 結局、チーム事情により4月29日に昇格。すると30日には4番に抜擢されるなど少しずつ輝きを取り戻していった。そして、5月はそれまでのうっ憤を晴らすかのような活躍で、打率.356、ホームラン9本と月間MVPも狙える成績を収めたのだった。

 今月に入ってからも好調を継続。凡退しても「Tが打てないなら仕方ない」という信頼がファンの間にも芽生えてはじめている。

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shiro