【5月18日千葉ロッテ対埼玉西武戦、BBC独自採点】マンオブザマッチはお手本の打撃を見せた栗山。ロッテ打線は二木を援護できず
5月18日、千葉ロッテ対埼玉西武戦は3-0で埼玉西武が勝利を収めた。現地取材に基づき、この試合をベースボールチャンネル独自基準にて採点を行ってみたい。
2016/05/19
ロッテ
（中）岡田5.0
評 左打者が苦手という菊池のデータからの1番起用も、結果で応えることはできなかった。相手のうまい攻めに対応できなかった。
（一）細谷5.0
評 2試合連続のヒーローも、この日はおとなしかった。清田が西武戦では好調なだけに、彼の前の打者としては物足りない。
（右）清田6.0
評 打線の中で唯一、西武投手陣に対応できていた。特に、菊池に対しては1三振こそしたものの、圧倒していた。
（指）デスパイネ5.5
評 菊池のスライダーを捉えて、きれいな左翼前安打を放った。ただ、最終打席の見逃し三振は残念だった。
（左）角中5.0
評 前回、菊池との対戦では適時打を放ったが、今日はリベンジされた形だ。結果は出なかったが、次回はやり返したい。
（二）ナバーロ5.0
評 デビュー当初の勢いは失いつつある。打席の雰囲気は怖さを持っているが、集中力をやや欠いている
（遊）鈴木5.0
評 3打数ノーヒットだった。チャンスでも一本が出ず、すべてのイニングで最後の打者になってしまった。
（捕）吉田5.0
評 二木をうまくリードしたが、盗塁を2度許してしまった。バッティング面でもいいところがなく、このままではレギュラーは奪えない。
（三）中村4.5
評 3回表に、失点につながるエラーを犯した。その後の打席でも快音は聞かれず、途中交代となった。
＜投手＞
二木5.5
評 6回で自責点2と内容は悪くない。3回は味方の失策から失点。4回は2死から四球を出しての失点と多少、若さも出た。この経験を糧にしたい。
藤岡5.5
評 鬼気迫るピッチングだった。それほど球は良くなかったが、それでも、自身の存在を誇示するかのようなパワーを感じた。先発復帰も考えたい。
南 5.5
評 2イニングを無失点に抑えた。本来なら、もう少し評価を上げたいところだったが、攻撃につながらなかったのが残念だ。
＜途中出場＞
平沢―
加藤―
田村―
伊東監督5.0
評 相手の先発・菊池が対左を得意としていないデータを参照して、1番に岡田を起用した点はさすがといえる。結果は出なかったが、チャレンジは評価したい。ただ、試合の中で流れを変えることはできなかった。