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熊本地震の影響で試合中止の巨人。『空白の4日間』どう有効活用できるか

熊本地震によって、九州での巨人戦の中止が発表となった。その結果、巨人も中日も4日間試合が急きょなくなるが、この4日間をどう活用できるかが重要だ。

2016/04/19

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中止はやむを得ない判断

 未曾有の大災害となってしまった。4月14日以降、熊本県を中心に今も断続的な強い揺れが続いている「平成28年熊本地震」。被害にあわれた方々のことを考えると心が痛む。

 プロ野球界も、その対応に追われた。巨人は16日、19日に熊本・藤崎台球場で行われる予定だった中日戦の開催中止を発表した。両チームの移動手段や現地宿泊施設の確保も困難なうえ、度重なる地震によって球場施設も危険な状態となっていることから来場者の安全を最優先に考慮した末の判断だった。加えて翌20日に鹿児島・鴨池野球場で組まれていた中日戦についても開催中止の断を下した。特に巨人は、2012年4月25日のDeNA戦も藤崎台球場で組まれていたが降雨中止となっていた。それだけに4年ぶりの試合を楽しみにしていたファンも大勢いただろうが、これほどの大災害が起きている現状と照らし合わせて冷静に鑑みれば、巨人の決断は至極当然だったと思う。

 その一方で今回対戦するはずだった巨人と中日には、2連戦が中止になったことで「空白の4日間」が生じることになった。当日に降雨ノーゲームとなるケースは多々あるにせよ、開催数日前に試合中止が決まるケースはプロ野球の長い歴史上を振り返ってみても極めて稀だ。

 しかも今カードの2連戦は両軍ともに遠征地での試合だったことから、行き帰りの移動日があらかじめ日程として組まれていたという。18日から21日までポッカリと空いた「中4日」の期間を一体どのようにして有意義に使うかが、両軍にとって今後の勝負の分かれ目となるのではないか。

 公式戦が小休止する今季の〝球宴休み〟も7月14日から17日の4日間。それと同じ日数であることを考えれば、決して短くはない。選手たちのコンディション調整や気持ちの面の維持など試合勘を鈍らせないための工夫と努力が両軍にはそれぞれ求められる。

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