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「悪いときに抑えるのがキャッチャー」プロ6年目初の開幕スタメン、ホークス斐紹に期待される勝利へ導くリード

3連覇を目指すソフトバンク。エースの攝津と今季復帰した和田の初戦でマスクをかぶったのは強打が魅力の斐紹だった。

2016/04/01

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1年ぶりのエース攝津との開幕戦だったが

 いよいよ、プロ野球が開幕した。2年連続日本一となり追われる立場のソフトバンク。前評判も抜群で、今年もパ・リーグ優勝を予想する人も多いだろう。戦力的には今季も安定している、はずの王者だが……野球とは面白いものである。開幕ダッシュとはいかなかった3連戦。課題と期待が入り混じる戦いとなった。

 5年連続で開幕投手を任されたエース攝津正。これまでは細川亨(2012、13年)、鶴岡慎也(2014、15年)とのバッテリーを組んできたが、今季その女房役に抜擢されたのが、23歳の斐紹だ。6年目にして、初の開幕マスクを被った。

 昨季は初めて開幕一軍に名を連ねた。3試合目に先発出場したが、本塁クロスプレーで左膝を負傷し交代。開幕カード終了後に登録を抹消された。2015年の1軍出場は11試合。2軍戦では60試合出場し、昇格のチャンスを待った。打撃センスは優れており、その強打は魅力的だ。今季は正捕手の座を奪うべく、アピールを続けている。

 攝津と斐紹がバッテリーを組むのは、2015年5月2日オリックス戦以来2度目となる。斐紹は途中出場で1イニングのみ。この試合ではT-岡田にソロ本塁打を浴び、1点を失っている。開幕戦というプレッシャーのかかる一戦だが、起用してくれた工藤公康監督の期待に応えたかったのだが――。

 試合は初回に内川聖一、松田宣浩のタイムリーで2点を先制。2回にも追加点をあげ3点の援護をもらっていた。しかし、攝津が2回に打者一巡の予期せぬ大乱調。3安打4四球で5点を奪われ逆転を許した。3回を投げて6失点で降板。「3点取ってもらい、何もできなかった」と自身の投球を振り返った。

 それでも試合はまだ序盤。打線に火が付けば逆転も可能ではあったが、楽天の先発・則本昂大の前に11三振。継投した福山博之、松井裕樹も打ち崩すことができず、7対3で黒星スタートとなった。
 負けはしたものの、斐紹にとってエースとバッテリーを組んだこの経験は、今後に大きく影響するはずだ。一方、打撃では初打席できっちり安打を放っている。リード面にとらわれすぎず、思い切りのいい打撃にも期待がかかる。

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