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期待通りの大活躍…中日、今世紀最強のドラフト1位入団5人。球団史に名を刻む選手たち

2023/05/26

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産経新聞社



大野雄大


・投打:左投左打
・身長/体重:184cm/85kg
・生年月日:1988年9月26日
・経歴:京都外大西高 – 佛教大
・ドラフト:2010年ドラフト1位
 
 2020年に沢村栄治賞に輝くなど、球界を代表するサウスポーへと成長した大野雄大。ドラフト1位入団にふさわしい活躍を見せている。
 
 大野は、2010年ドラフト1位指名で中日ドラゴンズの一員となった。プロ3年目に初めて規定投球回をクリアして10勝を挙げると、同年から3年連続で2桁勝利を達成。
 

 
 しかし、その後は2桁勝利に届かないシーズンが続き、2018年にはまさかの未勝利に終わるなど、苦しい時期を過ごした。
 
 それでも、2019年は最優秀防御率(2.58)を獲得し、復活の足掛かりを作ると、翌2020年には20試合(148回2/3)を投げ、10完投6完封、11勝6敗、148奪三振、防御率1.82と傑出した数字をマーク。投手二冠(最優秀防御率、最多奪三振)に加え、沢村賞を受賞した。
 
 2021年に行われた東京五輪では、チームから唯一日本代表に選出され、優勝に貢献するなど国際大会の舞台も多く経験している。
 
 今季は左肘手術のため戦線離脱となったが、近年は円熟味を増したベテランらしい投球でチームを牽引している。

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