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ついに“覚醒”へ…今季のブレイクが期待される次世代スラッガー候補5人。飛躍を目指す若手たち

2023/03/07

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産経新聞社



清宮幸太郎

投打:右投左打
身長/体重:184cm/98kg
生年月日:1999年5月25日
経歴:早稲田実
ドラフト:2017年ドラフト1位
 
 清宮は東京・早稲田実業在学時に高校通算本塁打歴代最多記録を更新する111本を放つと、2017年ドラフトで高校生としては最多タイとなる7球団の競合の末、北海道日本ハムファイターズが交渉権を獲得した。
 
 ルーキーイヤーとなった2018年は故障により出遅れたが2軍でアピールを続けると、5月に1軍初昇格。初打席で初安打を放つと、デビューから7試合連続で安打を記録。これはドラフト制度後に入団した選手の新記録となり、華々しいスタートを切った。
 

 
 2年目には81試合に出場し、7本塁打、33打点という成績。入団から3年連続シーズン7本塁打とそのポテンシャルを鑑みれば物足りない数字に終わった。
 
 4年目には1軍出場なしに終わるも、2軍ではイースタン・リーグの本塁打王を獲得した。
 
 昨季から就任した新庄剛志監督に指摘され、減量に取り組むとシーズンでその効果を発揮。自身初の2桁本塁打に到達するなど最終的に129試合に出場。
 
 規定打席にも到達し、打率は.219だったものの18本塁打、55打点を記録し本塁打と打点のチーム2冠に輝く活躍だった。
 
 この自信を糧に今季は新球場の顔として大輪を咲かせられるか期待がかかる。

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