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戦力外から新たな人生へ…昨季限りでNPBを去った元プロ野球選手6人の進路は?

2023/03/08

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産経新聞社



プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 2023年のプロ野球はオープン戦に突入し、レギュラー定着に燃える選手が必死にアピール。長年にわたって活躍する選手もこれから出てくるだろう。一方、昨季限りで戦力外通告を受け、プロ野球界に別れを告げた選手も少なくない。そこで今回は、昨季限りでNPBを去った選手の“その後”を追っていきたい。

 

 

桜井俊貴

出身:東京都
出身:兵庫県
投打:右投右打
身長/体重:182cm/89kg
生年月日:1993年10月21日
ドラフト:2015年ドラフト1位
 
 読売ジャイアンツで7シーズン過ごしたのち、昨季で現役生活を終えた桜井俊貴。今年からは選手を観察する立場となった。
 
 立命館大学でMVP・最優秀投手などを獲得し、プロ注目候補の筆頭と呼ばれた桜井は、ドラフト1位指名で巨人に入団。1年目からの活躍も期待されていたが、2016・2017年は1軍での勝利がないままシーズンを終えた。
 

 
 2018年に至っては1軍のマウンドに立つことすらできなかったが、2019年に先発として8勝をマーク。とはいえ、同年の防御率は4.32と安定していたわけではなく、絶対的な信頼を得ることはできなかった。
 
 昨季はわずか8試合登板、防御率14.04と結果を残せず、戦力外通告。12球団合同トライアウトを受験したが、獲得球団は現れなかった。
 
 その後、球団スカウトへの転身が発表され、今後は関西圏を中心に「将来有望な選手の発掘」という責務を担うことになる。

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