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もう後がない…ヤクルト、崖っぷちに追い込まれた5人。勝負のシーズンに挑む選手たち

2023/02/28

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産経新聞社



プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 オープン戦に突入した2023年のプロ野球。若手のアピールが目立っているが、近年は結果の残せていない中堅・ベテランにとっては、生き残りをかけた争いが続く。各球団を見ると、それぞれ正念場を迎えた選手たちがいる。今回は、勝負のシーズンに臨む東京ヤクルトスワローズの選手5人を紹介する。

 

 

星知弥

・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/78kg
・生年月日:1994年4月15日
・経歴:宇都宮工 – 明治大
・ドラフト:2016年ドラフト2位
 
 大きな期待を受け、プロの世界に飛び込んだ星知弥だが、ここまで思うような数字を残せていない。
 
 明治大時代には、最速156キロを誇る本格派投手として注目を集め、ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団した。
 

 
 ルーキーイヤーから開幕ローテーション入りを果たすと、同年は先発、リリーフ問わず計24試合(110回1/3)を投じて4勝7敗2ホールドとフル回転。プロ1年目ながら、投手崩壊に苦しむチームを支えた。
 
 しかし、以降は主に中継ぎとして登板を重ねてはいるが、一軍での地位を確立できずにいる。
 
 2020年には自己最多の36試合に登板。翌2021年は7ホールドを記録したが、いずれのシーズンも防御率4点台以上と、安定感に課題が残った。
 
 2022年は、3シーズンぶりの先発登板を果たすも、わずか7試合登板で防御率4.38と低迷。
 
 威力抜群の直球は大きな武器だが、そのポテンシャルを活かしきれない日々が続いている。若手とは言えない年齢に差し掛かっているだけに、結果が欲しいシーズンとなる。

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