大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



“苦労人”がついに…NPB入りを叶えたオールドルーキー5人。即戦力として期待される選手たち

2023/02/17

text By

photo

産経新聞社



福永裕基


出身:滋賀県
投打:右投右打
身長/体重:180cm/85kg
生年月日:1996年9月16日
ドラフト:2022年ドラフト7位
 
 2022年ドラフト会議において、支配下選手として最後に名前を呼ばれたのが福永裕基である。
 
 天理高校では、1年の秋からベンチ入りを果たす。しかし、最後まで甲子園に出場することはできず。専修大学への進学を決めた。
 

 
 大学では2年春からレギュラーを掴み、3年春のリーグ戦で打率.364という高打率をマーク。また、3年春、4年春には6盗塁を決めるなど、俊足も福永の持ち味だ。
 
 大学リーグ戦での通算打率は3割に迫る数字を残し、プロ志望届を提出。しかし、ドラフトで名前を呼ばれることはなく日本新薬に入社した。
 
 社会人野球では長打力も発揮していたが、ドラフト解禁年には2度目の指名漏れを経験。3度目の正直で念願のプロ入りを掴んだ。
 
 中日ドラゴンズでは、阿部寿樹が東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍したこともあり、セカンド・サードを守る福永はチャンスが多い状況だ。長打力不足に悩む打線を救えるのか、苦労人の活躍が待たれる。

1 2 3 4 5