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今世紀最強の大卒ルーキー…即戦力となった野手5人。プロ1年目から新人離れした成績

2022/11/08

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産経新聞社



牧秀悟


 
投打:右投右打
身長/体重:178cm/93kg
生年月日:1998年4月21日
経歴:松本第一高 – 中央大
ドラフト:2020年ドラフト2位
1年目成績:137試合、打率.314、153安打、22本塁打、71打点、OPS.890
 
 牧は中央大からドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団。オープン戦から結果を残し、開幕スタメンを勝ち取る。
 
 プロ初出場となった2021年シーズンの開幕戦は「3番・一塁手」で出場し、翌日にプロ初安打を放った。その後も好調を維持し、6月8日の西武戦ではシーズン7度目となる猛打賞を記録。球団新人記録に並んだ。
 

 
 シーズン後半戦はより調子を上げ、8月25日の阪神戦では令和初・新人初(公式戦)となるサイクルヒットを達成。9月29日にはシーズン118安打目を放ち、球団の新人最多安打記録を更新した。10月26日には新人最多二塁打記録に加え、日本プロ野球記録となる5打席連続二塁打を記録。10月は打率.452、4番に座ってからの15試合では打率.517と打ちまくり10・11月の月間MVPを獲得した。
 
 最終的に137試合に出場し打率.314、22本塁打、71打点を記録し、清原和博(西武)以来となる新人3割20本を達成。牧がこの年記録した新人シーズン最多猛打賞(14回)は長嶋茂雄(巨人)と並びプロ野球タイ記録である。

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