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世代交代は目前…次世代JAPAN若手ショート5人(3)世代ダントツの通算安打

2022/11/05

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産経新聞社



プロ野球 最新情報

 来春のWBC2023に向け、11月5日から侍ジャパン強化試合が始まる。投手陣には佐々木朗希、髙橋宏斗、大勢など新しい顔ぶれが招集され、代表常連だったベテラン選手が外れるなど世代交代を予感させた。ここでは今回選出されなかったが、将来日の丸を背負うであろう若手ショート5人を紹介していく。

 

 

小園海斗


出身:兵庫県
投打:右投左打
身長/体重:178cm/85kg
生年月日:2000年6月7日
経歴:報徳学園高
ドラフト:2018年ドラフト1位
 
 小園は兵庫・報徳学園高から2018年のドラフト1位で広島東洋カープに入団。4球団による競合は中日ドラゴンズ・根尾昂と同じく、この年の最多のものとなった。
 
 ルーキーイヤーの2019年、高卒1年目ながら58試合に出場し高いポテンシャルを見せつけるも翌年2020年は極度の打撃不振によりわずか3試合の出場に終わる。
 
 雪辱を期す一年となった2021年シーズンは4月下旬の昇格後、遊撃手のレギュラーに定着。新型コロナウイルスの感染により一時離脱したが、6月初旬に復帰するとシーズンを通してポジションを守り打撃面では自身初となる規定打席に到達した。
 
 この年は113試合に出場し、打率.298、5本塁打、35打点を記録。長らく田中広輔の独壇場だったポジションに世代交代の波を感じさせる活躍を見せた。
 

 
 今シーズンはレギュラーとして127試合に出場。3・4月は打率1割台と不振に陥ったがその後調子を上げ結果的に、打率.266、7本塁打、38打点を記録した。通算安打は世代トップの300に到達。来年は好不調の波を少なくし、不動の遊撃手としてチームのリーグ優勝に貢献したい。