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相思相愛の末にプロ入り!希望球団への入団を果たした現役ドラフト1位選手5人

2023/10/15

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産経新聞社



上茶谷大河


出身:京都府
投打:右投右打
身長/体重:182cm/83kg
生年月日:1996年8月31日
経歴:京都学園高-東洋大
ドラフト:2018年ドラフト1位

 
 再指名ながらドラフト1位で横浜DeNAベイスターズに入団し、エース候補と期待されている上茶谷大河は、プロ入り前からベイスターズに魅了された選手だ。
 
 東洋大学では、けがの影響などもあって中々結果を残せず、下級生時代にはリーグ戦未勝利だった。しかし、最高学年となった4年春に覚醒し、6勝2敗、防御率2.29をマーク。MVPや最優秀投手に輝くだけでなく、リーグ新記録となる1試合20奪三振を達成し、プロのスカウトから注目を集める存在となった。
 

 
 大学時代の上茶谷は、ベイスターズに「縁」を感じていた。きっかけは、4年時に横浜スタジアムで試合を観戦したことにある。抑えの山崎康晃がマウンドに上がる際の一体感に興奮し、「この球場で野球をやりたい」と感じたという。
 
 最終的には上茶谷の願いが叶い、ドラフト1位でベイスターズ入り。ルーキーイヤーには7勝を挙げる活躍をみせた。
 
 その後は3年間で計6勝と苦しいシーズンが続いたが、今季は中継ぎとしてフル回転。ロングリリーフもこなしながら46試合登板で防御率2.11の好成績を残し、ブルペン陣を支えた。

 

 

 
【了】

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