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【MLB】ドジャースと異例の契約となった前田健太、出来高は最大で約95億円!?

ドジャースへの入団が正式発表された前田健太。その契約内容に米メディアでは注目が集まっている。

2016/01/08

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ロースター枠、先発登板数……細かく出来高を設定

 ただし、この契約には多額のインセンティブ(出来高払い)が盛り込まれている。先発登板数やイニング数を細かく設定し、それに応じてボーナスが支給される。インセンティブの金額だけで最大8100万ドル(約95億5800万円)にのぼるという。同記事では詳細なインセンティブの内容が記載されている。

Maeda will receive an annual roster bonus of $150,000 if he is on the Dodgers’ 25-man opening-day active roster. He can earn an additional $6.5 million annually based on starts — $1 million each for 15 and 20, and $1.5 million apiece for 25, 30 and 32 starts — and $3.5 million annually based on innings pitched: $250,000 for 90 and each additional 10 through 190, and $750,000 for 200.
前田は開幕時に25人のロースター枠に入ることができれば15万ドル(約1770万円)が支給される。また、先発登板数に応じて合計650万ドル(約7億6700万円)が用意されている。その内訳は15登板、20登板に到達でそれぞれ100万ドル(約1億1800万円)、25登板、30登板、32登板に到達でそれぞれ150万ドル(1億7700万円)。イニング数に応じてのボーナスは、合計350万ドル(4億1300万円)が用意されている。90イニング到達で25万ドル(約2950万円)、そこから10イニングずつ190イニングまでがそれぞれ25万ドル(約2950万円)、200イニング到達で75万ドル(約8850万円)が支給される。

 ドジャースの球団編成部トップは、アンドリュー・フリードマン。2014年末にドジャースがヘッドハンティングした人物であり、『やり手』として知られている。今回の契約は、良くも悪くもフリードマンらしい契約内容と言えるだろう。

出典:Los Angeles daily news Kenta Maeda elbows in to the Dodgers’ starting rotationBy JP Hoornstra

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