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まさかの指名に騒然…ドラフト会議で「強行指名」された5人(3)浪人の末、意中球団のエースに

2022/10/09

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産経新聞社



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 2022年のプロ野球ドラフト会議は「2022年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」として、2022年10月20日に実施される。ドラフト会議を巡っては、リスクを承知の上で強行指名に踏み切る事例もこれまでに発生した。 そこで今回は、ドラフト会議で強行指名された5人を紹介する。

 

 

菅野智之


出身:神奈川県
投打:右投右打
身長/体重:186cm/95kg
生年月日:1989年10月11日
ドラフト:2012年ドラフト1位
 
 ジャイアンツのエースとして、すでに通算100勝以上を記録している菅野智之は、強行指名の末に入団拒否を選んだ選手だ。
 
 東海大学の絶対的エースとして君臨した菅野は、現在もジャイアンツの監督を務める原辰徳の甥っ子だった。原監督と菅野の関係性に加えて、菅野自身もジャイアンツ以外の指名は拒否することを公言。誰もが菅野のジャイアンツ入りは固いと考えていただろう。
 
 しかし、2011年のドラフト会議では、ジャイアンツに加えてファイターズも菅野を1位指名。そして、交渉権を得たのはファイターズだった。ドラフト会議が行われた会場は大騒ぎとなった一方、菅野の表情は晴れない。原監督と同じく固い表情のままだった。
 

 
 さまざまな意見や論調が飛び交う中、菅野は自分の意思を貫いてファイターズへの入団を拒否。社会人ではなく1年間の浪人という道を選んだ。入団経緯がきっかけで菅野に対する抵抗感を抱く方も、決して少なくないだろう。ただ、入団から9年で2桁勝利が7回、さらには沢村賞も獲得するなど、結果で周囲の騒音を黙らせたのだった。