即戦力？伸びしろ？今秋ドラフトの注目選手5人（社会人・野手編）｜プロ野球ドラフト会議2022
2022/10/03
産経新聞社
和田佳大(トヨタ自動車)
グラブ捌きやスローイングに定評があり、守備力が光る遊撃手。トヨタ自動車の先輩で同じく「9番・遊撃」が定位置だった源田壮亮内野手(現・埼玉西武ライオンズ)を彷彿とさせる逸材だ。
高校は鹿児島情報でプレーし、当時から二塁手や遊撃手として俊足と好守を披露。その後中京大に進学し、1年秋から卒業まで遊撃のレギュラーを守り続けた。大学では2年春以降6季連続で3割超の打率をマークするなど安定した成績を残し、通算3割6分6厘を記録した。
トヨタ自動車でも1年目から公式戦に出場し、走攻守を磨いてきた。近年は中野拓夢内野手(三菱自動車岡崎→阪神タイガース)や上川畑大悟内野手(NTT東日本→北海道日本ハムファイターズ)ら、社会人の左打ち好遊撃手が即戦力で活躍するケースが多く、そこに続く可能性は十分にある。