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大型補強でチームを変えた…プロ野球、史上最高のFA移籍選手5人【野手編】

2024/01/15

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産経新聞社



和田一浩


 
投打:右投右打
身長/体重:182センチ/90キロ
生年月日:1972年6月19日
経歴:県立岐阜商 – 東北福祉大 – 神戸製鋼
ドラフト:1996年ドラフト4位
 
 和田は神戸製鋼から1996年ドラフト4位で西武に捕手として入団。その打撃センスを買われ捕手から外野手に転向すると、才能を大きく開花させた。首位打者や最多安打のタイトル、在籍中5度のベストナイン受賞などを引っ提げ、2007年オフに中日へFA移籍する。
 
 2010年シーズンは2年連続となる全試合出場を果たし、打率.339、37本塁打、93打点の活躍。出塁率(.437)、長打率(.624)もリーグトップを記録し、シーズンMVPを獲得するなど、チームのリーグ優勝に主力として貢献した。
 

 
 ポストシーズンでも好調を維持し、クライマックスシリーズでもMVP。日本シリーズでは敗れたもの、起死回生の三塁打を放つなどの活躍で、敢闘選手賞を受賞している。
 
 史上最年長で通算300本塁打(41歳9カ月)、2000安打(42歳11カ月)を達成。大学・社会人を経ての2000本達成は史上3人目のことだった。遅咲きの大打者は、通算打率3割をキープしたまま、2015年をもって現役を引退している。

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