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村上宗隆は何位に? シーズン打点ランキング歴代トップ10 無類の勝負強さを誇った選手たち

2022/09/15

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産経新聞社



4位タイ:藤村富美男(大阪タイガース) 146打点


 
投打:右投右打
身長/体重:173㎝/79㎏
生年月日:1916年8月14日
 
 「初代ミスタータイガース」と呼ばれた藤村富美男は歴代4位タイとなるシーズン146打点を残している。
 
 藤村は1936年に大阪タイガース(現阪神タイガース)へ入団。1949年には打率.332、46本塁打、142打点を記録し、本塁打と打点の二冠王に輝いた。
 

 
 翌1950年は監督を兼任しながら、140試合に出場し、打率.362、39本塁打、146打点の好成績をマーク。同年に小鶴誠がプロ野球記録となる161打点を記録したため、打点王は逃したが、現在でも歴代4位となる打点を残した。146打点は打点王を逃した記録では、現在に至るまでの最多打点であり、当時は投低打高の時代だったことが窺える。
 
 同年は140試合制のため現在の試合数と大差なく、今シーズンの村上は当時の藤村と同等の打点ペースを推移している。残り試合で安定して打点を稼げるかがポイントとなる。

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