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村上宗隆は何位に…「シーズンOPS」ランキング歴代トップ6~10位。歴史に残る最強打者たち

2022/09/19

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産経新聞社



6位:落合博満(1986年・ロッテオリオンズ)


 
OPS1.232=出塁率.487+長打率.746
 
 2年連続の三冠王に期待がかかる落合は1985年のシーズンオフ、「今年も三冠王は俺が獲るよ」と淡々と宣言。対外試合初出場となったオープン戦でバッターボックスに立ちながらも全球を見送った姿はファンの間で語り継がれている。
 
 マイペース調整を経ての開幕となったが、落合は5月中旬まで苦しんだ。打率、本塁打、打点共にリーグ2桁順位となかなかペースを掴むことができなかった。しかし、シーズンが進むごとに落合は調子を上げていく。この時期、秋山幸二(西武)の調子が非常に良く、三冠王の可能性を秘めていた。7月に入ると秋山が調子を下げる一方で、好調を維持していた落合は打率と本塁打でリーグトップに躍り出る。
 

 
 ブーマー(阪急)との熾烈な首位打者争いもあったが、終わってみれば落合は打率.360、50本塁打、116打点を上げ2年連続、史上最多となる通算3度目の三冠王を公約通り獲得した。また、プロ野球史上初となる2年連続50本塁打、プロ野球新記録となる出塁率.487を記録した。長打率(.746)も2年連続リーグ1位を達成。OPSは1.232と結果的にロッテ在籍最終年となるこの年、落合はプロ野球史上屈指の打者としての評判を揺るぎないものにした。

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