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【MLB】前田健太の可能性かチェン・ウェインの実績か。迫られるドジャースの決断

今オフシーズンすでに実績のある先発投手はFAとして他の球団との契約に合意した。いまだ先発ローテに疑問が残るロサンゼルス・ドジャースは先発投手の補強に動いておらず、地元紙『LAタイムズ』では前田健太とチェン・ウェインの両者を獲得候補としてあげた。

2015/12/27

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最低でもあと1人先発が必要

 もうすぐ2016年を迎えるが、未だロサンゼルス・ドジャースのローテーションには疑問が残ったままだ。その解決策として、地元紙の『LAタイムズ』は前田健太とチェン・ウェインの両者を獲得としてあげた。
 
 すでにFA市場に名を連ねていた先発投手のトップ6人といわれたグレインキー、プライス、ジマーマン、クエト、サマージャ、そしてリークは、ドジャース以外の球団と次々に契約を終えた。
 
“The Dodgers may yet pull off a trade for a starter, but they would still need at least one more. Every off-season the mantra is the same ? teams always need more than five starting pitchers. Injuries are inevitable. The Dodgers used five different spot starters last season in their first 32 games.”
「ドジャースは先発投手獲得に向けてトレードをする可能性はあるが、最低でもあと1人は先発投手を加える必要があるだろう。オフシーズンのうたい文句は毎年一緒で、先発投手は5人以上揃える必要があると全球団が考えている。怪我は避けらないものだ。ドジャースは昨季最初の32試合ですでに5人をスポットで先発登板させている」(記者・ディルベック氏)
 
 昨季序盤で先発ローテの2枚として考えられていた柳賢振とブランドン・マッカーシーがシーズン序盤に怪我で離脱したため、やり繰りに悩まされた。
 
 両投手とも2016年シーズンの復帰が見込まれるが、ドジャースはそれだけを頼りにすることは難しい。復帰したとしても、以前のような投球ができるかどうかは疑問が残ると、ディルベック氏は指摘する。

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