大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



村上宗隆へと続く系譜…ヤクルトの歴代最強打者5人。球団史を彩る”ミスタースワローズ”たち

2022/09/03

text By

photo

産経新聞社



岩村明憲


投打:右投左打
身長/体重:175㎝/92㎏
生年月日:1979年2月9日
経歴:宇和島東高
ドラフト:1996年ドラフト2位
 
 左のスラッガーとして名を馳せた岩村明憲。守備にも定評があり、ゴールデングラブ賞6回は三塁手歴代最多タイ記録となっている。
 
 1996年ドラフト2位でヤクルトへ入団すると、高卒3年目の2000年には三塁のレギュラーに定着し、打率.278、18本塁打を放った。同年オフには池山隆寛から背番号1を引き継ぐと、翌2001年には攻守に渡る活躍を見せ、日本一に大きく貢献した。
 
 さらに、2002年には打率.320、23本塁打と成績を伸ばし、初のベストナインを戴冠。2004年には打率.300、当時の球団シーズン最多記録に並ぶ44本塁打、103打点と圧倒的な数字を残した。
 

 
 同年から3年連続で「3割30本」をクリアし、2007年からメジャーリーグに挑戦。MLBで4年、楽天で2年プレーしたのちヤクルトへ復帰した。現在は独立リーグ・福島レッドホープスの監督を務めている。

1 2 3 4 5