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県民の星…愛知県出身のプロ野球選手5人(投手編)|都道府県別の最強選手を振り返る

2022/08/23

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産経新聞社



槙原寛己

出身地:愛知県半田市
経歴:大府高
♢通算成績
463試合(2485回)、159勝128敗、56S、2111奪三振、防御率3.19 
 槙原寛己は平成で完全試合を達成した唯一の投手である。
 大府高校から1981年にドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。プロ2年目に1軍初登板すると、デビュー戦で完封を達成。このシーズンは12勝を挙げ新人王を獲得した。翌年には球速155キロをマークし、当時のプロ野球最速記録を樹立している。
 
 プロ6年目の87年にはルーキーイヤー以来となる2桁勝利を果たすと、同年から3年連続2桁勝利。本拠地が東京ドームとなった88年には奪三振数でリーグトップに輝いた。1994年5月18日の福岡ドームで行われた広島戦では、平成唯一となる完全試合を達成。この試合を機に槙原は「ミスターパーフェクト」と呼ばれるようになった。
 

 
 2001年にけがを理由に現役引退。現在は野球評論家として活躍する傍ら、自身のYouTubeチャンネルでも活躍中だ。「平成唯一の完全試合」だけではなく「バックスクリーン3連発」、「新庄の敬遠球サヨナラ打」など、記録にも記憶にも残る選手だった。

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