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”甲子園のスター”から一転…プロ野球で挫折を味わった主役5人|全国高校野球大会

2023/08/03

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産経新聞社



辻内崇伸


投打:左投左打
身長/体重:185センチ/88キロ
生年月日:1987年12月25日
経歴:大阪桐蔭高
ドラフト:2005年高校生ドラフト1巡目
 
 大阪桐蔭高(大阪)が輩出した左の剛腕・辻内崇伸。2年秋からエースとして活躍し、3夏の甲子園では最速152キロを計測し、注目の的となった。さらに、当時の大会タイ記録となる1試合19奪三振を記録するなど抜群の奪三振能力を発揮。同級生の平田良介、当時1年生の中田翔らとともにベスト4まで駒を進めた。
 

 
 卒業後はプロ志望届を提出し、2球団競合の末に2005年高校生ドラフト1巡目で読売ジャイアンツに入団。首脳陣からの期待も大きかったが、ルーキーイヤーから肩や肘の相次ぐ故障に苦しんだ。二軍では先発ローテーションの一角として活躍するシーズンもあったが、プロ8年目に左肘を手術。同年オフに戦力外通告を受け、一軍登板のないまま現役生活を終えた。
 
 引退後は、日本女子プロ野球のコーチ・監督として女子野球の発展に尽力した。

 

 
【了】

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