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『かっ飛ばせ』は誰もが知っている日本語…ジントシオが明かす「応援」の真髄

2022/08/09

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産経新聞社



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『野球と応援スタイル大研究読本』

 2016年以降、プロ野球という枠組みを超え高校野球、大学野球 さらにはもっと広いスポーツ全般(Jリーグ、Bリーグ等)においての『音楽』『応援』を主体とした制作活動へと活躍の場を広げる「応援」のカリスマ! ジントシオ氏に応援スタイルの構築について掘り下げてもらった。(8月9日発売『野球と応援スタイル大研究読本』より一部抜粋)

 

 

『かっ飛ばせ』は誰もが知っている日本語

『かっ飛ばせ〇〇!』
 
 歴史と伝統を誇る応援のスタンダード、定番の掛け声です。「打って遠くまで飛ばせ」という野球用語で、「飛ばせ」だけでなく『かっ飛ばせ』になったのが面白い部分です。普段の日常生活では使わない言葉ですが、成り立ちなどには深みがあります。

『飛ばせ』に接頭語『か』がくっ付いた言葉ということで、同様のものには「(身体が)かったるい」「(食事を)かっくらう」があります。文法的にはサ行五段活用「かっ飛ばす」の命令形。「かっ飛ぶ」は車などの乗り物が勢いよく走って行く様を表すものです。また「かっ飛んだ(人)』のようにも使うことがあります。
 
 英訳した場合は「Hit It!」などになりますが、これではどこか雰囲気は伝わりにくいです。日本らしい野球用語として、未来永劫使われるのではないでしょうか。

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