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粘るより早期決着が得策? 大物投手移籍決定で、急速に縮小する前田健太のマーケット

カープの前田は8日にポスティングが申請され、30球団への公示を経て10日に交渉が解禁された。市場に打って出た時には、先発投手の補強が必要だったチームに空いていた椅子の、半数近くが瞬く間に埋まってしまったが、前田獲得に興味を示す球団はまだ相当数残されている。

2015/12/11

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大物投手の去就が続々決定

「マエケンは大丈夫なのか?」

 テネシー州ナッシュビルのウインターミーティングの会場で、そんな声が球界関係者の間でささやかれ始めた。ポスティングシステムで大リーグ挑戦を目指す広島・前田健太のマーケットが、急速に縮小しているのだ。

 ほんの1週間前とは状況が激変した。移籍先の有力候補と目されていたダイヤモンドバックス、ジャイアンツ、レッドソックス、カブス、マリナーズといったチームが、次々と争奪戦から撤退する事態に陥った。

 移籍ドミノのスイッチを押したのは、4日に明らかになったダイヤモンドバックスとザック・グリンキー(ドジャースからFA)の合意だった。

 平均年俸ではメジャー史上最高額となる6年総額2億650万ドル(約252億円)。1日にレッドソックスと合意したデービッド・プライス(ブルージェイズからFA)に続き、FA市場の2大巨頭の所属先が決まり、マーケットは急加速した。

 同日にジョン・ラッキー(カージナルスからFA)がカブスと。翌日にジェフ・サマージャ(ホワイトソックスからFA)がジャイアンツと。翌々日には岩隈久志(マリナーズからFA)がドジャースと、次々と大物投手の去就が決着していった。

 迎えたウインターミーティングでは、先発投手のトレードが活発化。ダイヤモンドバックスはブレーブスからシェルビー・ミラーを、カブスはヤンキースからアダム・ウォーレンを、マリナーズはレッドソックスからウェイド・マイリーを獲得。先発投手の補強が必要だったチームに空いていた椅子の、半数近くが瞬く間に埋まってしまったのだ。

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