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甲子園とは無縁だった5人。甲子園未出場ながらドラフト上位指名で高卒プロ入りを果たした天才たち|全国高校野球選手権大会

2023/08/25

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産経新聞社



佐々木朗希(ロッテ)

大船渡高校時代の佐々木朗希

出身校:大船渡高(岩手)
投打:右投右打
身長/体重:192㎝/92㎏
生年月日:2001年11月3日
ドラフト:2019年ドラフト1位
 
 今や日本球界のエースとして君臨する佐々木朗希。“令和の怪物”と呼ばれた佐々木は高校最後の夏、波紋を呼ぶ結末で甲子園出場を逃した。
 
 中学時代から大きな注目を集めていた佐々木は、地元の大船渡高に進学。2年時には157キロを計測する剛速球を武器に、エース格へと成長していった。
 

 
 そして迎えた3年夏、県大会で高校生投手史上最速タイとなる160キロを計測するなど圧巻のピッチングを見せ、チームを決勝進出に導いた。
 
 しかし、準決勝までの4試合で435球を投げていたこともあり、故障予防という監督の判断で決勝戦には登板せず。チームは破れて甲子園出場を逃し、この判断が賛否両論を巻き起こした。
 
 それでもドラフトでは目玉として注目され、4球団競合の末に千葉ロッテマリーンズに入団。年々ステップアップを見せ、2022年には完全試合の偉業達成。WBCでは侍ジャパンの一員として世界一に貢献するなど、球界を代表する投手として名を馳せている。

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