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甲子園とは無縁だった5人。甲子園未出場ながらドラフト上位指名で高卒プロ入りを果たした天才たち|全国高校野球選手権大会

2023/08/25

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産経新聞社



炭谷銀仁朗(楽天)

出身校:龍谷大平安高(京都)
投打:右投右打
身長/体重:181㎝/98㎏
生年月日:1987年7月19日
ドラフト:2005年高校生ドラフト1位
 
 高卒ルーキーでの開幕スタメンマスクや涌井秀章との10代バッテリーで話題を集めた炭谷銀仁朗も高校時代は甲子園とは無縁だった。
 
 炭谷は甲子園優勝経験のある京都の名門・平安高(現龍谷大平安高)に入学。入学時から捕手として期待され、最上級生になると主将も務めた。3年夏の京都府予選では、準決勝で京都外大西高校に敗れ、甲子園出場の夢は潰えたが、高校通算48本塁打などの実績から強打の捕手としてドラフト候補に挙がった。
 

 
 2005年の高校生ドラフトで西武ライオンズから1位指名を受けると、上述のように1年目から開幕スタメンを勝ち取り、開幕戦で安打を放つなど華々しいデビューを飾った。その後は苦しんだシーズンもあったが、2015年のベストナインとゴールデングラブ賞のW受賞や、2013年と2017年のWBC日本代表選出など、球界を代表する捕手となった。
 
 現在は読売ジャイアンツを経て、東北楽天ゴールデンイーグルスで活躍している。

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