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パ・リーグ史上最高のファースト5人。球史に名を刻む最強一塁手たち

2022/08/02

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産経新聞社



清原和博(きよはらかずひろ)

投打:右投右打
身長/体重:188センチ/104キロ
生年月日:1967年8月18日
経歴:PL学園高
ドラフト:1985年ドラフト1位
◯最高出塁率:2回(1990、92年)
◯ベストナイン:3回(1988、90、92年)
◯ゴールデングラブ賞:5回(1988、90、92-94年)
◯オールスターゲーム出場:18回(1986-98、2000-02、05-06年)
 
 PL学園高時代には歴代最多の甲子園通算13本塁打を放ち、桑田真澄との「KKコンビ」で数々の伝説を残した清原。鳴り物入りでドラフト1位入団を果たすと、高卒1年目から正一塁手に定着。打率.304、31本塁打をマークして日本一に大きく貢献し、自身は新人王に輝いた。その後は不動の4番打者として君臨。89年からは秋山幸二、オレステス・デストラーデとの強力クリーンアップ「AKD砲」の一角としてチームの黄金期を築き、翌90年には打率.307、37本塁打、94打点、出塁率.454の成績で最高出塁率を獲得した。また、ルーキーイヤーから11年連続20本塁打以上(うち30本塁打以上6度)を記録。守備面でも、3年連続を含むゴールデングラブ賞5回(1988、90、92-94年)受賞と高い貢献度を誇った。その後、フリーエージェント(FA)移籍した巨人でも中軸打者として活躍。晩年はオリックスでプレーした。

 パ・リーグ在籍時(西武・オリックス)の通算成績は、1492試合出場、打率.274、1402安打、340本塁打、954打点、58盗塁となっている。

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