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西武の“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、ライオンズレジェンド選手たちの成績は?

2022/06/20

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産経新聞社



スティーブ・オンティベロス

投打:右投両打
身長/体重:183センチ/84キロ
生年月日:1951年10月26日
経歴:ベーカーズフィールド高-ジャイアンツ-カブス
〇最高出塁率:2回(1983-84年)
〇ベストナイン:2回(1982-83年)
 
 黄金期の礎を築いた両打の安打製造機・スティーブ。1980年途中に加入すると、65試合の出場ながら打率.314(規定未満)、16本塁打とメジャー仕込みの打棒を遺憾なく発揮した。82年には「3番・三塁」として24年ぶり日本一に大きく貢献。翌年は初の打撃タイトルとなる最高出塁率(.419)を獲得し、2連覇に尽力した。さらに84年は、打率.338、20本塁打、101打点、出塁率.443とキャリアハイの数字を並べ、2年連続で出塁率のタイトルを戴冠。在籍6シーズンで通算打率.312、出塁率.403と確実性の高い打撃を見せていた。

 NPB通算成績は、686試合出場、打率.312、768安打、82本塁打、61打点、6盗塁となっている。

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